豊中市の空き家と、空いている部屋の水回り
統計の数字と、市が実際に調べた件数の両方から、豊中市の空き家の姿を見ておきます。

閉めきった家のトイレと浴室
令和5年の住宅・土地統計調査では、豊中市の住宅207,120戸のうち空家が28,370戸で、約14%にあたります(市の統計書から当方が計算)。市が令和4年度に外観調査とアンケートで調べた結果では、2,107件を空き家と判断し、そのうち1,910件が戸建てでした。空き家になったきっかけとして市が挙げているのは、相続と、住んでいた方の長期の不在や転居です。市内の住宅全体で見ると、1980年以前に建ったものが約22%を占めます。写真はイメージです。
空き家・空室で頼むときの条件
住む人のいない家ならではの条件が3つあります。
電気と水道
掃除にはその家の電気と水道を使います。止めている場合は、作業日までに使えるように手配してください(水道の申し込み時期は入居前のページにあります)立ち会う方
誰もいない家では作業をしません。鍵を開けて、作業の始めと終わりに立ち会える方が必要です(トップページの流れを参照)設備の年数
10年以上たった設備は、保障できない場合があります
片付けや家財の処分、遺品整理、窓と床の掃除はJAOの事業に入っていません。残った荷物の処分は、ほかの業者や市の制度を使うことになります。引越しや片付けで出るごみの市の出し方は、引っ越し前・退去前の掃除のページにまとめています。
貸す前・売る前に水回りだけ整える
賃貸の部屋が空いたときの扱いについて、国土交通省の原状回復ガイドラインは、前の借主が日ごろ掃除をしていた場合、業者に頼む部屋全体の清掃は、新しい入居者を募るための費用として貸主が持つのが妥当、と整理しています。部屋を貸している方が、入れ替わりの合間に水回りを頼むのはこの場面です。
売る場合は、大阪市の中古住宅の手引きによると、建物や設備の状態は「付帯設備表」などの書類で売主から買主に伝えるのが一般的です。どちらの場合も、JAOに頼めるのは場所ごとのメニューで、空室まるごとのパックはありません。たとえば浴室と風呂釜のセットにトイレを足すと32,000円、そこへキッチン全体も加えると61,000円です。組み合わせごとの合計は、水回りの組み合わせのページの表に載せています。
空き家の持ち主が使える豊中市の相談窓口
豊中市は、空き家の維持管理は所有者の責任だとして、定期的に状態を確かめるよう求めています。売るか貸すか、まだ決めていない段階なら、まず市の窓口に話してみるのも一つの方法です。
豊中市空き家相談窓口
市と協定を結んだ一般社団法人既存住宅・空家プロデュース協会が、2025年4月1日から運営している電話窓口です。対象は市内に空き家を持っている方と、これから相続する予定の方。売却、利活用、家財整理、解体、維持修繕、相続などを無料で相談できます。電話06-7163-5506、月〜金曜の10時〜17時(土日祝を除く)。個別相談会も毎月開かれています大阪の空き家コールセンター
府や市町村、民間団体でつくる「大阪の住まい活性化フォーラム」の電話窓口で、府内の空き家の相談を受けています
なお、空き家の掃除に使える市の補助制度は、2026年10月25日の時点で見当たりませんでした(トップページを参照)。
